正答1
解説
正解は1です。
電解質異常と、それによって起こる症候の対応を問う問題です。
カリウムは心筋の興奮に深くかかわり、高すぎても低すぎても不整脈の原因になります。
【選択肢別解説】
1:○ 高カリウム血症では心筋の興奮性が異常になり、心室細動や心停止を起こすことがあります。
心電図ではテント状T波が特徴です。
2:× 低カリウム血症ではQT時間が延長し、U波が目立ちます。
QT時間が短縮するのは高カルシウム血症などです。
3:× 水中毒は水分の過剰摂取で血液が薄まった状態で、低ナトリウム血症を起こします。
高ナトリウム血症とは逆の病態です。
4:× 口渇は血液が濃くなる高ナトリウム血症で起こります。
低ナトリウム血症では頭痛、悪心、意識障害、けいれんがみられます。
【ポイント】
高カリウム血症では、テント状T波、P波の消失、QRS幅の拡大の順に心電図が変化します。
カリウム製剤を急速に静脈内注射すると、高カリウム血症で心停止を起こすため禁忌です。