正答2
解説
正解は2です。
本人が意思を示せない場合の代理意思決定の原則を問う問題です。
厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」では、家族等が本人の意思を推定できる場合は、その推定意思を尊重するとしています。
【選択肢別解説】
1:× 意思決定を代わりに行う人は、本人があらかじめ指定しておくことが望ましいとされます。
医療者が一方的に指名するものではありません。
2:○ 代理意思決定者は、自分の希望ではなく「本人ならどう望むか」を推定して判断します。
本人の価値観や以前の発言が手がかりになります。
3:× 意思決定の内容は、状態の変化や話し合いに応じて何度でも変更できます。
一度決めたら変更できないというものではありません。
4:× ガイドラインの「家族等」には、法的な親族だけでなく、本人が信頼する親しい友人も含まれます。
友人を除外するものではありません。
【ポイント】
本人の意思を推定できない場合は、本人にとって何が最善かを家族等と医療・ケアチームで十分に話し合って決めます。
事前に繰り返し話し合っておくアドバンス・ケア・プランニング(ACP)が大切です。