正答3
解説
正解は3です。
肝生検は、超音波で位置を確認しながら、肋骨の間から肝臓に針を刺して組織を採取する検査です。
針を刺す瞬間に肝臓が動くと、肝臓の損傷や出血の危険が高まります。
【選択肢別解説】
1:× 肝生検の前は、出血などの合併症に備えて絶食とします。
検査前の絶食が不要というのは誤りです。
2:× 肝生検は、仰臥位で右腕を頭の上に挙げ、肋骨の間を広げた姿勢で行います。
うつぶせでは行いません。
3:○ 呼吸で横隔膜が動くと肝臓も上下に動くため、穿刺の際は医師の指示に合わせて息を止めてもらいます。
肝臓の損傷や出血を防ぐために重要な説明です。
4:× 検査後は穿刺部の止血のため、数時間の床上安静が必要です。
すぐに歩行すると出血の危険があります。
【ポイント】
肝生検後は、穿刺部を圧迫するため右側臥位や仰臥位で安静にし、血圧、脈拍、腹痛、穿刺部の出血を観察します。
主な合併症は腹腔内出血、気胸、胆汁性腹膜炎です。