正答2
解説
正解は2です。
神経学的検査の指鼻試験で評価する機能を問う問題です。
指鼻試験では、患者に自分の鼻先と検者の指先を交互に指で触れてもらいます。
指の動きの正確さやスムーズさを見ることで、協調運動の障害を評価します。
【選択肢別解説】
1:× 視野は、対座法などで評価します。
指鼻試験では視野の広さはわかりません。
2:○ 正しいです。
小脳は運動の協調を調節しています。
小脳が障害されると、目標に近づくほど指がふるえる企図振戦や、目標を行き過ぎる測定障害が見られます。
3:× 表在反射は、腹壁反射や足底反射など、皮膚や粘膜への刺激で起こる反射です。
指鼻試験では評価しません。
4:× 複合知覚は、皮膚に書かれた文字を当てる、触っただけで物を当てるなど、大脳の頭頂葉の働きによる感覚です。
指鼻試験では評価しません。
【ポイント】
小脳機能の検査には、指鼻試験のほか、膝踵試験、手回内・回外試験(反復拮抗運動)、継ぎ足歩行などがあります。
Romberg(ロンベルグ)試験は、小脳ではなく深部感覚の障害を調べる検査です。