正答3
解説
正解は3です。
鼻出血の多くは、鼻中隔の前方にあるキーゼルバッハ部位から起こります。
この部位は毛細血管が網の目のように集まり、粘膜が薄いため出血しやすいのです。
【選択肢別解説】
1:× 仰臥位にすると、血液が咽頭へ流れ込み誤嚥や嘔吐の原因になります。
正しくは座位でやや前かがみの姿勢をとります。
2:× ベロックタンポンは、鼻腔の後方からの出血に用いる止血法です。
前方からの出血には、まず圧迫止血を行います。
3:○ 鼻翼を外側から鼻中隔に向かってつまみ、キーゼルバッハ部位を圧迫します。
10分程度しっかり圧迫を続けることで、多くの前方出血は止まります。
4:× 血液を飲み込むと、嘔気や嘔吐の原因になります。
出血量の把握もできなくなるため、咽頭に流れた血液は吐き出すよう説明します。
【ポイント】
鼻出血の対応は「座位で前かがみ、鼻翼をつまんで圧迫、血液は吐き出す」と覚えます。
圧迫しても止まらない場合や後方からの出血が疑われる場合は、耳鼻咽喉科での処置が必要です。