正答4
解説
正解は4です。
成人男性の尿道は約16〜20cmと長く、S字状に屈曲しています。
挿入時の体位・長さ・バルーンを膨らませるタイミング・固定位置がポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 腹圧をかけると尿道括約筋が緊張し、挿入しにくくなります。
正しくは、口でゆっくり呼吸してもらい、力を抜いた状態で挿入します。
2:× 12〜14cmでは短く、男性の膀胱まで届きません。
正しくは18〜20cm程度挿入し、尿の流出を確認します。
3:× 尿の流出が始まった位置では、バルーンがまだ尿道内にある可能性があります。
尿道内で膨らませると尿道損傷を起こすため、さらに2〜3cm進めてから膨らませます。
4:○ 陰茎を頭側に向けて、カテーテルを下腹部に固定します。
陰茎と陰嚢の境目の屈曲部に圧がかかるのを防ぎます。
この部位の圧迫は、尿道皮膚瘻の原因になります。
【ポイント】
固定位置は「男性は下腹部、女性は大腿内側」と対で覚えます。
挿入時は陰茎を体幹に対して90度程度に持ち上げ、尿道の屈曲を減らします。