正答4
解説
正解は4です。
成人の気管支喘息で用いる吸入副腎皮質ステロイド薬について問う問題です。
吸入ステロイド薬は、気道の炎症を抑える長期管理薬の中心です。
【選択肢別解説】
1:× 吸入ステロイド薬は気道に直接届くため、全身に吸収される量はごくわずかです。
糖尿病の患者にも使用でき、禁忌ではありません。
2:× 不整脈や動悸は、β2刺激薬やテオフィリン製剤で注意すべき副作用です。
吸入ステロイド薬の主な副作用は、口腔カンジダ症や声がれです。
3:× 吸入ステロイド薬は効果が出るまで時間がかかり、発作を予防するための長期管理薬です。
重積発作には、短時間作用型β2刺激薬の吸入や全身性ステロイド薬の点滴などを用います。
4:○ 吸入後に口や喉に薬剤が残ると、口腔カンジダ症や声がれの原因になります。
そのため吸入後はうがい(含嗽)を促します。
【ポイント】
喘息治療薬は、毎日使う「長期管理薬(コントローラー)」と、発作時に使う「発作治療薬(リリーバー)」に分けられます。
吸入ステロイド薬は長期管理薬の代表であり、症状がなくても継続することが大切です。