正答4
解説
正解は4です。
創傷治癒の過程のうち、成熟期にみられる状態を問う問題です。
創傷治癒は、炎症期(止血期を含む)、増殖期、成熟期(再構築期)の順に進みます。
【選択肢別解説】
1:× マクロファージが壊死組織や細菌を取り除いて創内を清浄化するのは、炎症期の特徴です。
成熟期ではありません。
2:× 基底細胞が増えて創面を覆う上皮化は、増殖期にみられる変化です。
成熟期の状態ではありません。
3:× 線維芽細胞や新しい毛細血管からなる肉芽組織が創を埋めるのは、増殖期の特徴です。
成熟期ではありません。
4:○ 成熟期には、肉芽組織のコラーゲン線維が再構築されて強度を増し、瘢痕が形成されます。
瘢痕は時間とともに平らで白っぽくなり、数か月から1年以上かけて成熟します。
【ポイント】
炎症期は「清浄化」、増殖期は「肉芽形成と上皮化」、成熟期は「瘢痕形成」と覚えます。
創の治癒を促すには、湿潤環境の維持、栄養状態の改善、感染予防が重要です。