正答4
解説
正解は4です。
成人への筋肉内注射、坐薬、バッカル錠、点眼薬の正しい与薬方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 大殿筋には坐骨神経が近くを走るため、筋肉内注射の部位としては避けます。
殿部で行う場合は中殿筋を選び、ほかに三角筋や外側広筋も用います。
2:× 坐薬は肛門から1cmでは浅すぎ、肛門括約筋の働きで押し出されてしまいます。
内肛門括約筋を越える深さまで挿入する必要があります。
3:× バッカル錠は、歯ぐきと頬の間に挟んで溶かし、口腔粘膜から吸収させる薬です。
かんだり飲み込んだりすると、期待した吸収と効果が得られません。
4:○ 点眼薬は、下眼瞼を軽く下に引き、下眼瞼結膜の中央(結膜嚢)に滴下します。
角膜に直接落とすと刺激が強く、まばたきで薬液が流れ出やすくなります。
容器の先がまつげや眼に触れないよう注意します。
【ポイント】
点眼後は目頭を軽く押さえて1分ほど閉眼すると、薬液が鼻涙管へ流れるのを防げます。
舌下錠は舌の下で、バッカル錠は頬と歯ぐきの間で溶かして粘膜から吸収させます。