正答
解説
本問は採点除外(設問が不十分なため採点除外)です。
聴診器のベル型は低い音、膜型は高い音を聴くのに適しています。
しかし心雑音には、低い音のものと高い音のものの両方があります。
「心雑音」とだけ書かれた設問では、ベル型で聴くのが適切と言い切れないため、正答が1つに定まりませんでした。
【選択肢別解説】
1:△ 僧帽弁狭窄症の拡張期ランブルなど、低い音の心雑音はベル型で聴取します。
一方、大動脈弁閉鎖不全症の拡張期雑音など高い音の心雑音は膜型が適しており、判断が割れます。
2:× 腸蠕動音は比較的高い音です。
膜型を腹壁に当てて、1分間以上聴取します。
3:× 胸膜摩擦音は、炎症を起こした胸膜同士がこすれる高い音です。
膜型で聴取します。
4:× 気管支肺胞音は呼吸音の一つで、膜型で聴取します。
呼吸音は全体として膜型で聴くのが基本です。
【ポイント】
ベル型は皮膚に軽く当てて低音(Ⅲ音・Ⅳ音、低調な心雑音)を、膜型は強めに当てて高音(Ⅰ音・Ⅱ音、呼吸音、腸蠕動音)を聴きます。
ベル型を強く押し当てると皮膚が膜の役割をして、低音が聴こえにくくなります。