正答3
解説
正解は3です。
抗がん薬による化学療法の代表的な副作用と、それが出現する時期を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 予測性嘔吐は、投与24〜48時間後ではなく、投与前に出現します。
以前の化学療法でつらい吐き気を経験したことが条件づけとなり、病院に来たり薬を見たりするだけで起こります。
投与24時間以降に出現するのは遅発性嘔吐です。
2:× アレルギー反応は、投与1週間後ではなく、主に投与中から投与直後に出現します。
アナフィラキシーショックに至ることもあるため、投与開始直後は特に注意して観察します。
3:○ 脱毛は、投与後およそ2〜4週(14〜28日)ごろから出現します。
抗がん薬が分裂の盛んな毛根の細胞を障害するためです。
治療が終われば、多くは再び生えてきます。
4:× 骨髄抑制は、投与1〜2か月後ではなく、多くは投与後1〜2週間で最も強くなります。
特に白血球(好中球)は投与後7〜14日ごろに最低値となり、感染しやすくなります。
【ポイント】
副作用の出る時期の目安は、アレルギー反応や急性嘔吐が当日、遅発性嘔吐が数日以内、骨髄抑制が1〜2週、脱毛が2〜4週です。
時期を知っておくと、予防や観察の計画が立てやすくなります。