正答2
解説
正解は2です。
アドレナリン作動薬は交感神経を刺激した場合と同じ作用を示します。
交感神経が優位になると体にどのような変化が起こるかを考えます。
【選択肢別解説】
1:× アドレナリン作動薬では縮瞳ではなく散瞳が起こります。
瞳孔散大筋のα1受容体が刺激されるためで、縮瞳は副交感神経の作用です。
2:○ アドレナリン作動薬は血圧を上昇させます。
α1受容体を介して血管が収縮し、β1受容体を介して心拍数と心収縮力が増えるためです。
3:× アドレナリン作動薬では気管支収縮ではなく気管支拡張が起こります。
β2受容体を介する作用で、喘息発作の治療に応用されます。
4:× アドレナリン作動薬では心拍数は減少せず増加します。
心拍数の減少は、副交感神経の刺激やβ遮断薬でみられる作用です。
【ポイント】
交感神経は「闘争か逃走か」の神経で、散瞳・頻脈・血圧上昇・気管支拡張・消化管運動の抑制が起こります。
副交感神経はこの反対の作用を示します。