正答1
解説
正解は1です。
代表的な抗感染症薬とその対象となる感染症を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ バンコマイシンはグリコペプチド系の抗菌薬です。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の代表的な治療薬です。
2:× マクロライド系薬は、結核の標準治療薬ではありません。
結核にはイソニアジド・リファンピシン・ピラジナミド・エタンブトールなどを併用します。
3:× ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌には、セフェム系抗菌薬は用いません。
胃酸を抑える薬に、アモキシシリンとクラリスロマイシンを組み合わせて使います。
4:× 抗インフルエンザウイルス薬は、72時間ではなく48時間以内に服用を始めます。
ウイルスの増殖が盛んな発症早期に使わないと、十分な効果が得られないためです。
【ポイント】
MRSAにはバンコマイシン、結核には多剤併用療法と押さえておきましょう。
抗菌薬はウイルスには効かないことも基本事項です。