正答3
解説
正解は3です。
代表的な薬物と、その主な副作用の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× アトロピンの代表的な副作用は不眠ではありません。
アトロピンは副交感神経を遮断する抗コリン薬です。
そのため口渇・便秘・尿閉・頻脈・散瞳などが起こります。
2:× モルヒネの代表的な副作用は下痢ではなく、便秘です。
腸の運動を抑えるため、使用中はほぼ必ず便秘対策が必要です。
ほかに悪心・嘔吐、眠気、呼吸抑制も起こります。
3:○ シクロスポリンは免疫抑制薬です。
臓器移植後の拒絶反応の予防などに使われます。
免疫のはたらきを抑えるため、健康な人では問題にならない弱い病原体による日和見感染を起こしやすくなります。
4:× ループ利尿薬の副作用は高カリウム血症ではなく、低カリウム血症です。
尿とともにカリウムが排泄されるためです。
高カリウム血症は、スピロノラクトンなどカリウム保持性利尿薬で起こります。
【ポイント】
モルヒネは便秘、ループ利尿薬は低カリウム血症、免疫抑制薬とステロイドは易感染性が定番です。