A 市では傷病分類別の標準化死亡比〈SMR〉による市の健康課題の把握と、課題への対策を検討するために実態調査を計画した。
アンケートの回収率は 85 % であり、回答者の性別や年齢に偏りはなかった。
身体活動・運動の項目としてスマートフォンまたは歩数計で計測された 1 日の歩数の性・年齢階級別平均値を表に示す。
年齢 性別 1 日の平均歩数
20〜64 歳 男性 8,162
20〜64 歳 女性 7,280
65 歳以上 男性 6,534
65 歳以上 女性 6,121
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」を踏まえて、身体活動・運動に関する施策の重点的な対象はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、歩数の目安を、成人は1日約8,000歩以上、高齢者は1日約6,000歩以上としています。
アンケートは回収率85%で性別や年齢の偏りもないため、表の平均歩数をこの目安と比べて重点対象を判断できます。
【選択肢別解説】
1:× 20〜64歳の男性の平均歩数は8,162歩で、成人の目安である約8,000歩を上回っています。
2:○ 20〜64歳の女性が、重点的な対象です。
平均歩数は7,280歩で、成人の目安の約8,000歩に約700歩足りず、4つの群の中で唯一目安を下回っています。
3:× 65歳以上の男性の平均歩数は6,534歩で、高齢者の目安である約6,000歩を上回っています。
4:× 65歳以上の女性の平均歩数は6,121歩で、高齢者の目安である約6,000歩を上回っています。
歩数の値は4群の中で最も少ないですが、年齢に応じた目安と比べると達成しています。
【ポイント】
歩数は値の大小だけでなく、年齢に応じた目安と比べて評価します。
身体活動の目安は、成人が1日60分以上(約8,000歩以上)、高齢者が1日40分以上(約6,000歩以上)です。