正答4
解説
正解は4です。
健康評価尺度の良し悪しは、主に信頼性と妥当性で判断します。
信頼性とは、同じものを測ったときに安定して同じような結果が得られるかという、測定の一貫性を表します。
妥当性とは、測りたいものを正しく測れているかを表します。
【選択肢別解説】
1:× 同意撤回や無回答による対象者の偏りがないことは、信頼性ではありません。
対象者の選び方や脱落による偏り(選択バイアス)に関わる問題です。
2:× 評価したい健康の概念が正しく評価できていることは、信頼性ではなく妥当性の説明です。
3:× 海外の事例と類似した結果が得られることは、信頼性の説明ではありません。
対象集団や文化が異なれば結果が異なるのは当然であり、尺度の測定の一貫性を示すものではありません。
4:○ 同じ対象者に間を空けずに複数回測定して類似した結果が得られることは、信頼性の説明です。
これは再テスト法による信頼性の確認であり、尺度が安定して測定できていることを示します。
【ポイント】
信頼性は「何度測っても同じ結果になるか」、妥当性は「測りたいものを測れているか」と区別しましょう。
信頼性の確認方法には、再テスト法や内的一貫性(クロンバックのα係数)があります。