正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
直接法で年齢調整死亡率を求めるために必要な情報を選ぶ問題です。
年齢調整死亡率は、年齢構成の異なる集団の死亡状況を比べるために、年齢構成の違いの影響を取り除いた死亡率です。
直接法では、観察集団の年齢階級別死亡率を、基準集団の年齢構成に当てはめて計算します。
【計算】
各年齢階級の期待死亡数=観察集団の年齢階級別死亡率×基準集団の年齢階級別人口です。
年齢調整死亡率=各年齢階級の期待死亡数の合計÷基準集団の総人口です。
【選択肢別解説】
1:× 基準集団の死亡率は、直接法では使いません。
基準集団の死亡率を使うのは、標準化死亡比(SMR)を求める間接法です。
2:× 観察集団の年齢階級別人口は、直接法の計算式には直接用いません。
観察集団については、年齢階級別の死亡率がわかれば計算できます。
3:○ 基準集団の年齢階級別人口は必要です。
観察集団の年齢階級別死亡率を当てはめる「ものさし」となる年齢構成だからです。
4:○ 観察集団の年齢階級別死亡率は必要です。
基準集団の年齢階級別人口に掛け合わせて、期待死亡数を求めるために使います。
5:× 基準集団の年齢階級別死亡率は、直接法では使いません。
間接法で観察集団の期待死亡数を求めるときに使います。
【ポイント】
直接法は「観察集団の年齢階級別死亡率」と「基準集団の年齢階級別人口」を使います。
間接法は「基準集団の年齢階級別死亡率」と「観察集団の年齢階級別人口・総死亡数」を使い、標準化死亡比を求めます。