平成 14 年(2002 年)と令和 4 年(2022 年)の労働力調査における女性の年齢階級別労働力率の推移を示す。
令和 4 年(2022 年)の M 字カーブの底が、平成 14 年(2002 年)と比較して浅くなっている現象の説明で正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
女性の年齢階級別労働力率のM字カーブが浅くなった理由を、グラフから読み取る問題です。
グラフでは、平成14年は30〜34歳が60.3%で底となっています。
令和4年は底が35〜39歳の76.9%で、20歳代後半の87.7%との差が小さくなり、M字の谷がかなり浅くなっています。
結婚や出産の年代でも仕事を続ける女性が増えたことを表しています。
【選択肢別解説】
1:× 完全失業率の上昇は、M字カーブが浅くなった説明になりません。
労働力率は就業者と完全失業者を合わせた割合であり、失業率の変化は労働力率の上昇を意味しません。
2:× 女性管理職の割合の増加は、働く女性の中での地位の変化です。
管理職の割合はまだ低く、労働力率全体の谷の浅さを説明するものではありません。
3:× 非正規雇用者の割合の増加は、雇用形態の変化を示すものです。
働く人の割合そのものの変化を直接説明するものではありません。
4:○ 有配偶者の労働力率の上昇が、M字カーブが浅くなった主な理由です。
30歳代は結婚・出産・子育ての時期にあたり、以前はこの時期に離職する女性が多くいました。
育児と仕事の両立支援が進み、結婚後も働き続ける女性が増えたため、谷が浅くなりました。
【ポイント】
M字カーブの谷は、結婚・出産期の離職によって生じます。
近年は谷が浅くなり、台形に近づいていることが特徴です。