人口 200 万人の A 県において、ある感染症の抗体保有率を把握するために標本調査を行うことにした。
性別と年齢の分布が母集団の A 県と等しくなるように、2,500 人を標本抽出した。
この標本抽出方法はどれか。
正答3
解説
正解は3です。
母集団を性別や年齢などの特性でいくつかの層に分け、各層から抽出する方法が問われています。
性別と年齢の分布が母集団と等しくなるように抽出しているのは、この方法の特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 系統抽出法は、名簿などから最初の1人を無作為に選び、その後は一定の間隔で抽出する方法です。
層に分けて抽出する方法ではありません。
2:× 集落抽出法は、地域や学校などの集団単位で無作為に選び、選ばれた集団の全員を調査する方法です。
3:○ 層化抽出法は、母集団を性別や年齢などの層に分け、各層から無作為に抽出する方法です。
層ごとの比率を母集団と同じにでき、標本の偏りを小さくできます。
4:× 多段抽出法は、市町村を選び、その中で地区を選び、さらに個人を選ぶというように段階的に抽出する方法です。
5:× 単純無作為抽出法は、母集団全体から乱数などを用いてそのまま無作為に選ぶ方法です。
性別や年齢の分布を母集団と一致させる操作は行いません。
【ポイント】
層化抽出法は、層の中は似た者同士、層の間は異なる特性になるように層を分けると精度が上がります。
層化抽出法と多段抽出法は、組み合わせて用いられることもあります。