平成 30 年 (2018 年)の難病患者に対する医療等に関する法律〈難病法〉による全国の特定医療費(指定難病)医療受給者証発行数の上位 5 疾病について、年齢別のグラフを示す。
A が示す疾患はどれか。
正答1
解説
正解は1です。
特定医療費(指定難病)受給者証の発行数の上位疾病について、年齢分布の特徴から疾患を判断する問題です。
平成30年の上位は、パーキンソン病、潰瘍性大腸炎、全身性エリテマトーデス、クローン病、後縦靱帯骨化症などです。
【選択肢別解説】
1:○ 潰瘍性大腸炎は、受給者数がパーキンソン病に次いで多い疾患です。
20歳代を中心に若年で発症し、慢性に経過するため、受給者は20歳代から高齢期まで幅広い年齢に分布し、中年期に多くなります。
2:× 後縦靱帯骨化症は、50歳前後から発症することが多い疾患です。
受給者は中高年以降に偏り、若い世代はほとんどいません。
3:× クローン病は、10歳代後半〜20歳代で発症することが多い疾患です。
受給者は20〜40歳代が中心で、受給者数は潰瘍性大腸炎より少ないです。
4:× パーキンソン病は、受給者数が最も多い疾患です。
主に60歳以上で発症するため、受給者は70歳代以上に集中しています。
5:× 全身性エリテマトーデスは、20〜40歳代の女性に多く発症する疾患です。
受給者数は潰瘍性大腸炎の半分程度です。
【ポイント】
指定難病の受給者数はパーキンソン病と潰瘍性大腸炎が上位2疾患です。
「高齢者に集中するパーキンソン病」と「若年から幅広く分布する潰瘍性大腸炎」の対比が判断の鍵になります。