正答4
解説
正解は4です。
疫学で使う指標は、率、比、割合などに分けられます。
相対頻度は、死亡者総数や患者総数など事象全体を分母として、特定の事象が占める割合を示す指標です。
【選択肢別解説】
1:× 有病率は、ある時点の集団の人口を分母とし、その疾病をもつ人の数を分子とする指標です。
集団の人数を分母とする疾病頻度の指標であり、相対頻度ではありません。
2:× 寄与危険は、曝露群と非曝露群の罹患率の差です。
曝露によって増えた罹患の大きさを示す指標です。
3:× 寄与危険割合は、曝露群の罹患のうち曝露が原因と考えられる部分の割合です。
曝露の影響の大きさを示す指標であり、相対頻度ではありません。
4:○ 死因別死亡割合は、全死亡数を分母とし、特定の死因による死亡数を分子とします。
死亡全体の中でその死因が占める割合を表すため、相対頻度に含まれます。
5:× 年齢調整死亡率は、年齢構成の違いを調整した死亡率です。
人口を分母とする率の指標であり、相対頻度ではありません。
【ポイント】
相対頻度は、分母が人口ではないため、その疾病の起こりやすさ(リスク)を示すものではありません。
死因別死亡割合や、50歳以上死亡割合(PMI)などが代表例です。