正答1
解説
正解は1です。
がんなどの疾病と、その主な危険因子の組合せを問う問題です。
疫学的に確立した危険因子を正確に覚えておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ 胃癌の危険因子には、塩蔵食品などによる食塩の過剰摂取があります。
食塩は胃粘膜を傷つけ、ヘリコバクター・ピロリ感染とともに胃癌のリスクを高めます。
2:× 肺癌の主な危険因子は運動不足ではなく喫煙です。
運動不足は大腸癌や乳癌(閉経後)のリスクを高める因子です。
3:× 乳癌の危険因子は遅い初経年齢ではなく、早い初経年齢です。
エストロゲンにさらされる期間が長いほどリスクが高く、遅い閉経や出産経験がないことも危険因子です。
4:× アフラトキシンは膀胱癌ではなく、肝細胞癌の危険因子です。
膀胱癌の主な危険因子は喫煙と、芳香族アミンなどの化学物質です。
5:× 成人T細胞白血病の原因は肥満ではなく、HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)の感染です。
主な感染経路は母乳による母子感染です。
【ポイント】
「胃癌は塩分とピロリ菌」「肝癌は肝炎ウイルスとアフラトキシン」「子宮頸癌はHPV」「ATLはHTLV-1」とセットで覚えましょう。