正答3
解説
正解は3です。
国民医療費のうち医科診療医療費を傷病分類別にみると、高齢化に伴って循環器系の疾患と新生物が上位を占めています。
平成29年度の医科診療医療費は約30.8兆円でした。
【選択肢別解説】
1:× 精神および行動の障害は、循環器系の疾患や新生物より医療費がかなり少なく、最多ではありません。
長期入院が多く、入院医療費の割合が高いことが特徴です。
2:× 呼吸器系の疾患は、循環器系の疾患の半分にも届かない規模で、最多ではありません。
肺炎などで高齢者の入院医療費が多いものの、上位2位には入りません。
3:○ 循環器系の疾患は約6兆円で医科診療医療費の約2割を占め、最も多くなっています。
高血圧性疾患や脳血管疾患、心疾患が含まれ、高齢になるほど医療費がかかります。
4:× 消化器系の疾患も、循環器系の疾患や新生物より医療費が少なく、最多ではありません。
なお、う蝕などの歯科の医療費は歯科診療医療費として別に集計され、医科診療医療費には含まれません。
5:× 新生物(腫瘍)は約4.4兆円で約14%を占め、第2位です。
最も多い分類ではありません。
【ポイント】
傷病分類別医科診療医療費は「循環器系の疾患が第1位、新生物が第2位」と覚えましょう。
65歳以上では循環器系の疾患の割合がさらに高くなります。