正答3
解説
正解は3です。
家族の発達段階と、その時期の発達課題を問う問題です。
高齢の親に介護が必要になると、それまでの親子の役割関係が変わります。
子世代が親を支える立場になるため、家族全体で役割や関係を組み直す必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 社会性の縮小は、退職や配偶者との死別などを経験する老年期の家族の特徴です。
親の介護が始まる家族の発達課題ではありません。
2:× 親の介護が始まると、これまでの家族役割を維持するのではなく、役割の分担を見直す必要があります。
維持にこだわると特定の家族に負担が集中します。
3:○ 介護の必要が生じた家族では、誰が何を担うかを話し合い、家族関係を組み直すことが課題になります。
親世代と子世代の関係の再構築が求められます。
4:× 子離れ・親離れの確立は、子どもが自立して巣立つ時期の家族の発達課題です。
高齢の親の介護とは時期が異なります。
【ポイント】
家族看護では、家族を一つのシステムとしてとらえ、発達段階に応じた課題を理解して支援します。
介護と子育てが重なる世代では、家族の負担が大きくなる点にも注意が必要です。