令和3年度(2021 年度)の高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査で、養介護施設従事者等による高齢者虐待について正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
この問題は、令和3年度の高齢者虐待対応状況調査のうち、養介護施設従事者等による虐待の特徴を問うています。
高齢者虐待は、家族などの養護者によるものと、施設や事業所の職員(養介護施設従事者等)によるものに分けて集計されます。
【選択肢別解説】
1:× 養介護施設従事者等による虐待で最も多い種類は、心理的虐待ではなく身体的虐待です。
心理的虐待は2番目に多くなっています。
2:× 被虐待高齢者に占める女性の割合は約7割です。
90%は実際より高すぎます。
3:× 発生要因で最も多いのは、教育・知識・介護技術等に関する問題です。
職員のストレスや感情コントロールの問題はそれに次ぐ要因です。
4:○ 令和3年度の虐待判断件数は、養介護施設従事者等によるものが739件、養護者によるものが16,426件でした。
養護者による虐待のほうがはるかに多くなっています。
【ポイント】
養護者による虐待では、虐待者は息子が最も多く、種類は身体的虐待が最も多いという特徴があります。
高齢者虐待を発見した場合は、市町村へ通報する努力義務があり、生命や身体に重大な危険が生じている場合は通報義務があります。