正答2
解説
正解は2です。
ポリファーマシーとは、単に服用する薬の数が多いことではありません。
多くの薬を併用することで、副作用や飲み間違い、飲み残しなどの有害な事象が生じている状態を指します。
高齢者は複数の病気を抱えやすく、ポリファーマシーになりやすい特徴があります。
【選択肢別解説】
1:× 医療者の指示どおりに服薬しない状況は、ノンアドヒアランスにあたります。
ポリファーマシーが原因になることはありますが、定義は異なります。
2:○ ポリファーマシーは、多剤併用によって有害な事象が生じている状態です。
薬の相互作用による副作用や、ふらつき・転倒などがその例です。
3:× 認知機能の低下で服薬管理が難しい状態は、服薬管理能力の問題です。
ポリファーマシーの定義ではありません。
4:× 処方薬の内容を理解していない状況は、薬に関する理解や知識の不足です。
ポリファーマシーの定義ではありません。
【ポイント】
高齢者は肝臓や腎臓の機能が低下して薬が体内に残りやすく、多剤併用による副作用が出やすくなります。
看護師は服薬状況やふらつき・食欲低下などの変化を観察し、医師や薬剤師と処方の見直しを相談します。