正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
市町村が健康増進法に基づく健康増進事業として行うがん検診の検査項目を問う問題です。
国の指針では、大腸がん検診は40歳以上を対象に年1回、問診と便潜血検査で行うと定められています。
【選択肢別解説】
1:○ 問診は大腸がん検診の項目です。
現在の症状、既往歴、家族歴、過去の検診受診状況などを聴取します。
2:× 直腸診は大腸がん検診の項目には含まれません。
直腸診で触れられるのは肛門に近い直腸の一部だけで、大腸全体のがんを拾い上げることはできません。
指針に定める検診項目は、問診と便潜血検査の2つです。
3:× 血液検査は大腸がん検診の項目ではありません。
腫瘍マーカーなどの血液検査は、がんの早期発見に有効とする根拠が乏しく、検診には用いません。
4:○ 便潜血検査は大腸がん検診の中心となる検査です。
免疫法で便中のヒトヘモグロビンを検出し、通常は2日分の便を調べます。
陽性の場合は、精密検査として全大腸内視鏡検査を受けます。
5:× 腹部エックス線検査は大腸がん検診の項目ではありません。
単純エックス線写真では早期の大腸がんを見つけることはできません。
【ポイント】
指針に定めるがん検診は、胃・肺・大腸・乳・子宮頸の5種類です。
胃は胃エックス線または胃内視鏡、肺は胸部エックス線、乳はマンモグラフィ、子宮頸は細胞診が主な検査です。