正答4
解説
正解は4です。
パルスオキシメータで測る経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)の測定値に影響する因子を問う問題です。
パルスオキシメータは、指先などを透過する光の吸収が拍動に合わせて変化することを利用して測定します。
【選択肢別解説】
1:× 頻脈があっても、拍動は検出できるため測定値には大きく影響しません。
不整脈で脈波が乱れる場合などを除き、通常は正しく測定できます。
2:× 高血圧であっても、指先の拍動はしっかり検出されます。
血圧の高さはSpO2の測定値に直接影響しません。
3:× 高体温では、末梢の血管はむしろ拡張し血流が保たれます。
体温が高いこと自体は測定値に影響しません。
4:○ 末梢循環不全では、指先の血流が減って拍動の信号が弱くなります。
そのため正しく測定できなかったり、実際より低い値が表示されたりします。
ショックや寒冷、測定部位の圧迫でも同じ状況が起こります。
【ポイント】
SpO2の値に影響するものとして、末梢循環不全、体動、マニキュア、強い外光、一酸化炭素中毒などがあります。
一酸化炭素中毒では、実際より高い値が表示されるため特に注意が必要です。