正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
高齢者は体内の水分量が少なく、脱水を起こしやすい状態にあります。
体内の水分の多くは筋肉などの細胞内に保持されています。
加齢による筋肉量の減少は細胞内液量を減らし、体の水分の予備力を低下させます。
【選択肢別解説】
1:× 骨量の減少は骨粗鬆症や骨折の要因ですが、体内の水分量にはほとんど影響しません。
2:○ 筋肉は水分を多く含む組織です。
筋肉量が減ると体内の水分量が減り、脱水を起こしやすくなります。
3:○ 加齢により細胞数が減って細胞内液量が減少します。
体の水分の蓄えが少ないため、脱水になりやすくなります。
4:× 加齢により渇中枢の感受性は低下します。
のどの渇きを感じにくくなり、水分摂取が遅れます。
5:× 加齢により腎臓の抗利尿ホルモンへの反応性は低下します。
尿を濃縮できず、水分を失いやすくなります。
【ポイント】
体内の水分量は成人で体重の約60%ですが、高齢者では約50%に減ります。
高齢者には、のどが渇く前にこまめに水分を摂るよう勧めます。