正答1
解説
正解は1です。
肝硬変では肝細胞が減少し、肝臓の合成機能や解毒機能が低下します。
肝臓で合成されるアルブミンは低下します。
一方、ビリルビンやアンモニアは処理されずに上昇し、凝固因子の合成低下でプロトロンビン時間は延長します。
【選択肢別解説】
1:○ アルブミンは肝臓で合成されるため、重度の肝硬変では基準値より低くなります。
低アルブミン血症は浮腫や腹水の原因になります。
2:× ビリルビンは肝臓で処理されて胆汁中に排泄されるため、肝硬変では処理が滞って上昇します。
黄疸の原因になります。
3:× アンモニアは肝臓で尿素に変えられて解毒されるため、肝硬変では上昇します。
肝性脳症の原因になります。
4:× 凝固因子の合成が低下するため、プロトロンビン時間は延長し、基準値より長く(高く)なります。
【ポイント】
肝硬変の重症度を判定するChild-Pugh(チャイルド・ピュー)分類では、ビリルビン、アルブミン、プロトロンビン時間、腹水、肝性脳症を評価します。