正答2
解説
正解は2です。
乳癌のホルモン療法に用いる抗エストロゲン薬の副作用を問う問題です。
抗エストロゲン薬(タモキシフェンなど)は、エストロゲンが受容体に結合するのを妨げ、ホルモン受容体陽性の乳癌の増殖を抑えます。
【選択肢別解説】
1:× 低血糖は抗エストロゲン薬の副作用ではありません。
低血糖はインスリンや経口血糖降下薬で注意する副作用です。
2:○ ほてりは抗エストロゲン薬の代表的な副作用です。
エストロゲンの作用が抑えられることで、更年期症状に似たほてりやのぼせ、発汗が起こります。
3:× 肺線維症は、ブレオマイシンなど一部の抗がん薬で注意する副作用です。
抗エストロゲン薬の代表的な副作用ではありません。
4:× 末梢神経障害は、パクリタキセルなどのタキサン系抗がん薬で起こりやすい副作用です。
【ポイント】
タモキシフェンの副作用には、ほてりのほか、子宮内膜癌のリスク上昇、血栓塞栓症があります。
アロマターゼ阻害薬では、骨粗鬆症や関節痛に注意します。