正答2
解説
正解は2です。
高尿酸血症と痛風の病態・治療を問う問題です。
高尿酸血症は血清尿酸値が7.0 mg/dLを超える状態で、尿酸の結晶が関節に沈着すると痛風発作が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 痛風結節は通常、痛みを伴いません。
痛風結節は尿酸の結晶が皮下に沈着してできる硬い結節で、耳介や関節周囲にみられます。
2:○ 痛風発作は飲酒で誘発されます。
アルコールは体内での尿酸の産生を増やし、代謝で生じる乳酸が腎臓からの尿酸の排泄を妨げます。
ビールはプリン体も多く含みます。
3:× 関節炎の急性期には尿酸降下薬を新たに開始しません。
尿酸値が急に変動すると、関節内の結晶が剥がれて発作が悪化・長期化するためです。
急性期は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やコルヒチンで炎症を抑えます。
4:× 血清尿酸値は9.0 mg/dLではなく、6.0 mg/dL以下を目標にコントロールします。
【ポイント】
痛風発作は足の母趾の付け根(第1中足趾節関節)に好発します。
生活指導では、飲酒の制限、プリン体の多い食品の制限、十分な水分摂取、肥満の解消を行います。