解離性大動脈瘤の破裂直後に出血性ショックとなった患者の症状として正しいの dissecting aortic aneurysm hemorrhagic shock はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
出血性ショックは、大量出血により循環血液量が減り、全身の組織へ酸素を届けられなくなる状態です。
代表的な症状はショックの5P(蒼白、虚脱、冷汗、脈拍触知不能、呼吸不全)です。
【選択肢別解説】
1:× 黄疸はビリルビンの増加によるもので、肝胆道系の障害や溶血でみられます。
出血直後のショック症状ではありません。
2:× 浮腫は組織間液の増加によるもので、出血性ショックでは循環血液量が減るため直後には生じません。
3:× 出血性ショックでは交感神経が緊張して末梢血管が収縮し、顔面は紅潮ではなく蒼白になります。
4:○ 組織の低酸素とアシドーシスにより呼吸が浅く速くなり、呼吸不全を呈します。
これはショックの5Pの1つです。
【ポイント】
ショックの5Pは、Pallor(蒼白)、Prostration(虚脱)、Perspiration(冷汗)、Pulselessness(脈拍触知不能)、Pulmonary insufficiency(呼吸不全)です。
ショック指数(脈拍数÷収縮期血圧)が1以上なら、出血量が多いと推定できます。