正答2
解説
正解は2です。
敗血症は、感染症に対する体の反応が過剰になり、臓器の働きが障害される状態です。
全身の炎症反応によって、呼吸・循環・体温・意識に変化が現れます。
【選択肢別解説】
1:× 敗血症では、呼吸数は減少ではなく増加します。
組織の酸素不足や代謝性アシドーシスを補うため、呼吸が速くなります。
呼吸数22回/分以上は、敗血症を疑う目安の一つです。
2:○ 敗血症では心拍数が増加します。
炎症物質で血管が広がって血圧が下がるため、心臓が拍動を速めて補おうとします。
頻脈は敗血症の重要なサインです。
3:× 敗血症では低体温になることもあります。
発熱が多いものの、重症例や高齢者では36℃未満の低体温を示します。
低体温の敗血症は、むしろ重症のサインです。
4:× 敗血症では意識状態が変化します。
脳への血流低下や炎症の影響で、意識の低下やせん妄が起こります。
意識の変化は、早期発見の大切な手がかりです。
【ポイント】
敗血症を疑う目安には「呼吸数増加・意識の変化・収縮期血圧低下」の3項目があります。
体温は高くなる場合も低くなる場合もあると覚えます。