正答3
解説
正解は3です。
健康の段階(急性期・回復期・慢性期・終末期)の特徴と、回復期の患者の心理を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 疾患が完治しないまま緩やかに経過していく時期は、回復期ではなく慢性期です。
回復期は急性期を脱して、身体機能の回復や社会復帰をめざす時期です。
2:× 寛解期と増悪期を繰り返すのは、回復期ではなく慢性期の特徴です。
慢性期では、病気と付き合いながら生活を調整していくことが求められます。
3:○ 回復期は、精神的に不安定で感情が揺らぎやすい時期です。
回復への期待と同時に、残った障害の受け入れや今後の生活、社会復帰への不安が生じるためです。
4:× 全人的苦痛(トータルペイン)に対応するケアが求められるのは、終末期です。
全人的苦痛とは、身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな苦痛を合わせたものです。
【ポイント】
急性期は生命の維持、回復期は機能回復と社会復帰、慢性期はセルフマネジメント、終末期は苦痛の緩和とその人らしさを重視します。
回復期では、障害の受容の過程に寄り添う関わりが大切です。