正答1
解説
正解は1です。
突然の胸痛と呼吸困難を起こす呼吸器疾患を選ぶ問題です。
発症の速さ(突発性か慢性か)に注目すると区別できます。
【選択肢別解説】
1:○ 気胸は、肺に穴があいて胸腔内に空気がたまり、肺がしぼむ病気です。
突然の胸痛と呼吸困難が特徴です。
やせ型で背の高い若い男性に多い自然気胸がよく知られています。
2:× 肺結核は、突発する胸痛とともに起こる病気ではありません。
長く続く咳や痰、微熱、寝汗、体重減少などが徐々に現れます。
3:× 気管支喘息は、発作性の呼吸困難や喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)が特徴です。
突発する胸痛が主な症状ではありません。
4:× 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、長年の喫煙などにより、労作時の息切れや慢性の咳・痰がゆっくり進行する病気です。
突発する胸痛は特徴ではありません。
【ポイント】
突然の胸痛と呼吸困難を起こす病気には、気胸のほか、肺血栓塞栓症や急性心筋梗塞があります。
緊張性気胸は急速にショックに陥るため、緊急の脱気が必要です。