正答1
解説
正解は1です。
尋常性乾癬は、皮膚の表皮が異常に速く入れ替わることで、赤く盛り上がった発疹(紅斑)に銀白色の鱗屑(皮膚の細かいかす)が付着する慢性の皮膚疾患です。
人にうつる病気ではありません。
【選択肢別解説】
1:○ 「日光浴は症状を緩和します」は適切な説明です。
紫外線には、皮膚の過剰な免疫反応を抑え、表皮の増殖を抑える働きがあります。
そのため、紫外線療法(光線療法)も治療に用いられます。
ただし、日焼けをするほどの浴びすぎは避けます。
2:× 外用薬を使用しないというのは誤りです。
副腎皮質ステロイド外用薬や活性型ビタミンD3外用薬は、尋常性乾癬の治療の中心です。
3:× 鱗屑が多いときに強く洗うのは誤りです。
皮膚をこすると、刺激を受けた部位に新しい発疹ができることがあります(ケブネル現象)。
泡立てた石けんでやさしく洗います。
4:× 鱗屑が多いときに炭水化物を多めにとるよう勧める根拠はありません。
むしろ肥満は乾癬を悪化させる要因になるため、バランスのよい食事で適正な体重を保つよう説明します。
【ポイント】
乾癬の悪化因子には、皮膚への物理的な刺激、肥満、ストレス、喫煙、飲酒などがあります。
乾癬は感染しない病気であることを説明し、患者が偏見や孤立に悩まないよう心理面にも配慮します。