正答3
解説
正解は3です。
全身性エリテマトーデス(SLE)は、若い女性に多い自己免疫疾患です。
皮膚、関節、腎臓など全身の臓器に炎症が起こります。
病気の特徴と治療の影響を踏まえた日常生活の注意を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 日光を浴びる時間をつくるのは誤りです。
SLEでは紫外線に当たると皮疹が悪化したり、病気の勢いが強まったりする(光線過敏症)ことがあります。
日傘や帽子、日焼け止めを使って日光を避けます。
2:× 洗顔を冷水で行うのは誤りです。
SLEでは、寒さで手指が白や紫色に変わるレイノー現象がみられることがあるためです。
冷たい水を避け、ぬるま湯を使います。
3:○ 人混みを避けることは適切です。
治療に副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬を使うため、感染症にかかりやすくなっています。
人混みを避け、手洗い・うがい・マスクの着用で感染を予防します。
4:× 1日の活動量を増やすのは誤りです。
過労や睡眠不足は病気を悪化させる誘因になります。
疲れをためないよう、十分な休息をとりながら無理のない範囲で活動します。
【ポイント】
SLEの特徴的な症状には、蝶形紅斑、光線過敏症、関節炎、ループス腎炎などがあります。
日常生活では、日光・寒冷・感染・過労・ストレスといった増悪因子を避けるよう指導します。