正答3
解説
正解は3です。
輸血の開始直後に呼吸困難が出現した場合は、輸血による重い副作用を疑います。
急性溶血反応やアナフィラキシーなどです。
最初に行うべき対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 酸素投与は必要に応じて行いますが、最初の対応ではありません。
原因となっている輸血を続けたままでは、症状が悪化してしまうためです。
2:× 心配ないと声を掛けて様子をみるのは不適切です。
重い副作用の可能性があり、対応が遅れると命に関わります。
3:○ まず輸血を一旦中止します。
原因となる血液製剤がこれ以上体内に入るのを止めるためです。
静脈路は生理食塩液などで確保したまま医師に報告し、バイタルサインを測定します。
4:× 呼吸困難を訴えているだけの段階で、心肺蘇生を行うのは不適切です。
心肺蘇生は、反応がなく呼吸や脈が確認できない心停止の場合に行います。
【ポイント】
輸血の副作用は開始直後に起こりやすいため、開始後5分間はベッドサイドで観察します。
その後も15分後などに観察を続けます。
使用した血液バッグは廃棄せず、原因の調査のために保管します。