正答4
解説
正解は4です。
心臓カテーテル検査を受ける患者への、検査前後の説明を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 抗凝固薬を検査直前に飲むよう説明するのは誤りです。
抗凝固薬は穿刺部からの出血のリスクに関わります。
そのため、休薬するか継続するかは医師の指示に従います。
2:× 心臓カテーテル検査は全身麻酔ではなく、穿刺部の局所麻酔で行います。
検査中は意識があり、医師の指示で息を止めるなどの協力を求められることがあります。
3:× 大腿動脈を穿刺した場合は、すぐには歩けません。
止血のため穿刺部を圧迫し、数時間程度は穿刺した側の下肢を曲げずに安静を保ちます。
すぐに歩くと、再出血や血腫の原因になります。
4:○ 検査後は水分を多めにとるよう説明します。
検査で使用した造影剤を尿として早く排泄させ、造影剤による腎障害を防ぐためです。
【ポイント】
検査後は、穿刺部の出血・血腫、穿刺した側の足背動脈の触知、下肢の冷感・しびれなどを観察します。
あわせて造影剤によるアレルギー反応にも注意します。
橈骨動脈から穿刺した場合は、早期から歩行できます。