正答4
解説
正解は4です。
皮膚に現れる特徴的な所見と、それがみられる膠原病・皮膚疾患の対応を問う問題です。
全身性エリテマトーデス(SLE)は若い女性に多い自己免疫疾患です。
【選択肢別解説】
1:× ヘリオトロープ疹は、上まぶたに出る紫紅色の腫れぼったい紅斑です。
SLEではなく皮膚筋炎に特徴的な所見です。
2:× ニコルスキー現象は、正常にみえる皮膚をこすると表皮がはがれる現象です。
尋常性天疱瘡などの水疱症でみられ、SLEの所見ではありません。
3:× ゴットロン徴候は、手指の関節の背側にできる紅斑や丘疹です。
これも皮膚筋炎に特徴的な所見です。
4:○ 蝶形紅斑は、鼻すじから両頬に蝶が羽を広げた形に広がる紅斑です。
SLEの代表的な皮膚症状で、日光によって悪化しやすい特徴があります。
【ポイント】
SLEは蝶形紅斑、皮膚筋炎はヘリオトロープ疹とゴットロン徴候、天疱瘡はニコルスキー現象と整理しましょう。