正答4
解説
正解は4です。
喉頭全摘出術では、声帯を含む喉頭をすべて取り除きます。
そのため気管の断端を頸部の皮膚に縫い付け、永久気管孔をつくって呼吸します。
術後の生活の変化を正しく伝えることが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 発声機能は温存されず、声帯を失うため元の声は出せなくなります。
代わりに食道発声や電気式人工喉頭などの代用音声を練習します。
2:× 口腔ケアは術後も必要です。
口や鼻を通る空気の流れがなくなり、口腔内が汚れやすく乾燥しやすくなるためです。
3:× 7日間の床上安静は必要ありません。
肺炎や深部静脈血栓症を防ぐため、全身状態をみながら早期離床を進めます。
4:○ 永久気管孔は一生残るため、自己管理の習得が欠かせません。
具体的には痰の吸引、加湿、気管孔周囲の清潔、入浴時に水が入らない工夫などです。
【ポイント】
喉頭全摘出後は「声を失う」「鼻呼吸ができない」「永久気管孔から呼吸する」の3点が基本です。
鼻を通らない乾いた空気が直接気管に入るため、加湿が特に重要になります。