正答1
解説
正解は1です。
頭蓋内圧亢進は、脳腫瘍や脳出血、脳浮腫などで頭蓋内の圧が高まった状態です。
頭蓋内圧をこれ以上上げず、脳への血流を保つための看護を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 血圧のコントロールを行います。
血圧が高すぎると脳浮腫や出血が悪化し、低すぎると脳への血流が不足するため、適切な範囲に保ちます。
2:× 頭部は水平に保つのではなく、15〜30度程度挙上します。
頭部を上げると頭からの静脈血が心臓に戻りやすくなり、頭蓋内圧が下がります。
3:× 鎮痛薬を使用しないのは誤りです。
痛みや興奮は血圧や頭蓋内圧を上げるため、医師の指示で適切に鎮痛を行います。
4:× 低酸素状態を保つのは誤りです。
低酸素や二酸化炭素の蓄積は脳の血管を広げて頭蓋内圧を上げるため、十分な酸素化を保ちます。
【ポイント】
頭蓋内圧亢進の三主徴は、頭痛、嘔吐、うっ血乳頭です。
血圧上昇と徐脈がみられるクッシング現象は、脳ヘルニアが迫っているサインです。