正答2
解説
正解は2です。
在宅酸素療法(HOT)は、慢性呼吸不全などの患者が自宅で酸素を吸入する治療です。
安全な実施のための注意点と、制度の基本を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 高度慢性呼吸不全による在宅酸素療法の適応は、原因となる基礎疾患では決められていません。
動脈血酸素分圧などの数値で低酸素の程度を評価して判断します。
2:○ 在宅酸素療法では火気の管理が必要です。
酸素には物が燃えるのを助ける性質があるため、機器の周囲2m以内には火気を置かず、喫煙は厳禁です。
3:× 酸素の流量は患者自身ではなく医師が決定します。
自己判断で流量を上げると、CO2ナルコーシスを起こす危険があります。
4:× 治療にかかる費用は全額自己負担ではありません。
適応基準を満たせば医療保険が適用され、身体障害者手帳による助成を受けられる場合もあります。
【ポイント】
在宅酸素療法の患者には、火気厳禁、指示流量の厳守、停電や災害時の対応を指導します。
外出時には携帯用の酸素ボンベを使います。