正答3
解説
正解は3です。
終末期の看護では、患者がその人らしく最期まで過ごせるよう苦痛を和らげ、意思を尊重することが中心になります。
【選択肢別解説】
1:× 痛みはできるだけ我慢するよう伝えるのは不適切です。
痛みは生活の質を大きく下げるため、我慢させずに訴えてもらい、積極的に緩和します。
2:× 患者より家族の願いを尊重するのは不適切です。
終末期の療養でも、まず患者本人の意思と価値観を尊重し、そのうえで家族の思いとすり合わせます。
3:○ 患者の苦しみをトータルペインの視点でとらえるのは適切です。
身体的・精神的・社会的・霊的な苦痛は互いに影響し合うため、全人的にとらえてケアします。
4:× 面会を制限して周囲との接触を避けるのは不適切です。
家族や大切な人とのつながりは患者の支えになるため、患者の希望に合わせて面会を調整します。
【ポイント】
トータルペインはシシリー・ソンダースが提唱した考え方です。
人生の最終段階の医療・ケアについて、本人・家族・医療者で繰り返し話し合う取り組みをアドバンス・ケア・プランニング(ACP)といいます。