正答4
解説
正解は4です。
子癇は、妊娠中や分娩時、産褥期に起こるけいれん発作で、てんかんなど他の原因によらないものです。
妊娠に関係する疾患のうち、子癇の原因となるものを選びます。
【選択肢別解説】
1:× 前置胎盤は、胎盤が子宮口を覆う位置に付着している状態です。
主な症状は、痛みを伴わない性器出血です。
2:× 異所性妊娠は、受精卵が子宮内腔以外の卵管などに着床した状態です。
主な症状は、下腹部痛や性器出血で、破裂すると腹腔内出血によるショックを起こします。
3:× 妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて発見された糖代謝異常です。
巨大児や新生児低血糖などの原因になりますが、子癇の原因ではありません。
4:○ 妊娠高血圧症候群は、妊娠中に高血圧がみられる疾患です。
重症化すると脳の血管の障害などにより、けいれん発作である子癇を起こします。
【ポイント】
子癇は妊娠高血圧症候群の重い合併症です。
発作の誘因となる光や音の刺激を避けるため、患者は暗く静かな個室で管理します。