正答3
解説
正解は3です。
妊娠高血圧症候群は、妊娠中に高血圧がみられる病気の総称です。
母体と胎児の両方に重い合併症を起こすことがあります。
【選択肢別解説】
1:× 140/90mmHg以上は、妊娠高血圧症候群と診断する基準の値です。
重症とするのは、収縮期血圧160mmHg以上または拡張期血圧110mmHg以上の場合です。
2:× 重要な観察項目は、血圧と尿糖ではなく、血圧と尿たんぱくです。
高血圧にたんぱく尿を伴うものは、妊娠高血圧腎症に分類されます。
3:○ 子癇(けいれん発作)には特に注意が必要です。
子癇は、妊娠高血圧症候群に伴って起こるけいれん発作です。
頭痛や目のちかちか感、上腹部痛が前ぶれになるため、訴えを見逃さないようにします。
4:× 妊娠中に完治することは期待できません。
根本的な治療は、妊娠を終わらせること(分娩)です。
妊娠中は安静や降圧薬で、症状の悪化を防ぎます。
【ポイント】
妊娠高血圧症候群は「診断は140/90以上・重症は160/110以上・観察は血圧と尿たんぱく・子癇に注意・根本治療は分娩」と覚えます。