正答3
解説
正解は3です。
出生直後の新生児は、胎内の環境から外の環境に適応するため、呼吸や循環が大きく変化します。
出生直後に起こる変化と、もう少し後の時期に起こる変化を区別することがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 生理的黄疸は、出生直後ではなく生後2〜3日ごろに現れます。
生後24時間以内に現れる黄疸は早発黄疸と呼ばれ、病的なものと考えます。
2:× 生理的貧血は、出生直後ではなく生後2〜3か月ごろにみられます。
胎児期の赤血球が壊れる一方、新しい赤血球の産生が追いつかないために起こります。
3:○ 出生後に呼吸が始まると肺の血管が広がり、肺へ流れる血液が増えます。
その結果、左心房の圧が右心房より高くなり、心房の間にある卵円孔が機能的に閉じます。
4:× 正常な新生児の大泉門は平らか、わずかにくぼんでいます。
大泉門の膨隆は、髄膜炎や水頭症などによる頭蓋内圧亢進のサインです。
【ポイント】
出生直後には卵円孔、動脈管、静脈管が閉じて、胎児循環から成人型の循環へ切り替わります。