正答2
解説
正解は2です。
網膜剥離の手術前後の安静、体位、合併症の観察、日常生活の注意を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 手術前にも安静の必要性を伝えます。
頭や眼を動かすと剥離が広がるおそれがあるため、医師の指示に従って安静を保ちます。
2:○ 手術後の体位保持に伴う苦痛を緩和します。
眼内にガスを注入した場合、ガスで網膜を押さえるため、うつむき姿勢などの体位を長時間保つ必要があります。
同じ姿勢による肩や首、腰の痛みが強くなるため、クッションの工夫やマッサージなどで苦痛を和らげます。
3:× 手術後に眼痛がある場合に注意するのは、眼圧の低下ではなく上昇です。
眼内のガスが膨張するなどして眼圧が上がると、眼痛や頭痛、悪心が起こるため、早期に医師に報告します。
4:× 手術後、翌日から洗顔や洗髪はできません。
眼に水や汚れが入ると感染の原因になるため、医師の許可が出るまで控え、それまでは清拭や介助による洗髪などで清潔を保ちます。
【ポイント】
網膜剥離の手術後は、指示された体位の保持、眼圧上昇の徴候の観察、感染予防が看護の中心です。
眼内にガスが残っている間は、気圧が下がる飛行機の搭乗や高地への移動を避けます。