正答1
解説
正解は1です。
パーキンソン病で内服治療中の患者に起こりやすい症状と、その看護を問う問題です。
パーキンソン病では、振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害の4大症状がみられます。
【選択肢別解説】
1:○ 嚥下障害の程度を観察します。
パーキンソン病が進行すると嚥下機能が低下し、誤嚥性肺炎を起こしやすくなるためです。
誤嚥性肺炎はパーキンソン病の主な死因の1つです。
2:× 水分を控えるよう説明するのは誤りです。
パーキンソン病では自律神経症状による便秘が多く、脱水も起こしやすいため、十分な水分摂取を勧めます。
3:× すくみ足歩行時は、声をかけずに見守るのではなく、声をかけて歩き出しを助けます。
「1、2、1、2」とリズムをとる声かけや、床の目印をまたぐなどの視覚的な手がかりで、足が前に出やすくなります。
4:× 薬の飲み忘れは、1回であっても問題ないとは説明しません。
パーキンソン病の治療薬は決められた時間に服用することが大切で、急に中断すると悪性症候群を起こす危険があります。
【ポイント】
パーキンソン病の看護では、転倒予防、誤嚥予防、便秘対策、確実な服薬管理が重要です。
すくみ足には、リズムのある声かけや床の目印など外からのきっかけが有効です。